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天敵…。最強のリバプールキラー5人。15試合で10得点、1シーズンで4得点も奪われたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ/イングランド代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1995年12月30日
対リバプール成績:4試合4得点1アシスト

 悪夢の2-7を覚えているだろうか。プレミアリーグのディフェンディングチャンピオンとして迎えた2020/21シーズンもリバプールは開幕戦でリーズ、2節でチェルシー、3節でアーセナルに勝利と順当な開幕ダッシュを切ったかと思われた。しかし、4節アストン・ヴィラ戦で前代未聞の大敗を喫したのだった。

 この試合では、その次の試合で膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負ったフィルジル・ファン・ダイクも出場していたのだが、4分のアドリアンとジョー・ゴメスのミスを皮切りに大量失点を余儀なくされた。その際に同シーズンがプレミアリーグデビューだったオリー・ワトキンスに前半だけで左足、右足、頭とパーフェクトハットトリックを決められている。

 同シーズン後半のアンフィールドで行われた試合でもワトキンスは1ゴールを決め、1シーズンでリバプール相手に4ゴールを記録した選手となった。これは2008/09シーズンのアンドレイ・アルシャヴィン以来の快挙であり、新たに”リバプールキラー”が誕生した瞬間となった。

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