2位:中田英寿(なかた・ひでとし)
【写真:Getty Images】
生年月日:1977年1月22日
移籍先:ローマ→パルマ
移籍日:2001年7月5日
移籍金:2840万ユーロ(約34億円)
3位、2位と連続して中田英寿がランクインすることになった。同選手は1998年フランスワールドカップでインパクトを残し、大会終了後にペルージャに移籍。1999/00シーズン途中に名門ローマに活躍の場を移すと、2000/01シーズンにはスクデットを獲得した。
ローマでタイトルを獲得して迎えた2001/02シーズン、中田はパルマに新天地を求めた。移籍金はペルージャからローマに移った時よりも高い2840万ユーロ(約34億円)。日本人選手としてはもちろん、当時のアジア人選手の中でも最高額だった。
中田はローマに引き続きパルマでもタイトルを獲得。2001/02シーズンのコッパ・イタリアを制したのである。中田は準決勝と決勝でそれぞれゴールと優勝の立役者になっていた。その後も同選手は主力としてプレー。ボローニャに去るまで公式戦92試合で9得点5アシストをマークした。