1位:長谷部誠
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
今節の対戦相手:トッテナム・ホットスパー(イングランド)
今節の成績:90分出場/0得点0アシスト(CL)
今大会の成績:3試合(186分出場)/0得点0アシスト(CL)
圧巻のパフォーマンスだった。3バックの中央で先発出場した長谷部誠は、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインを厳しくマーク。試合を通してほとんど何もさせず、終盤にはフラストレーションを溜めたケインのファウルとイエローカードも誘発した。
長谷部は自らの役割を全うするのみならず、左右の若手センターバックたちも見事に統率。右のDFトゥタや左のDFエヴァン・エンディカは自信に満ち溢れたプレーで相手の攻撃陣と対峙した。FWソン・フンミンやFWリシャーリソンといったプレミアリーグでもトップクラスのアタッカーが結果を残せなかったのは偶然ではない。
フランクフルトがシステムを4-2-3-1から3-4-3に変更した9月中旬以降、長谷部は公式戦4試合連続で先発起用されている。その間、チームは3勝1分と好調だ。年齢のことを考えれば無理は禁物だが、38歳のリベロはチームに不可欠な存在であることを改めて証明している。
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