3位:冨安健洋
所属クラブ:アーセナル(イングランド)
今節の対戦相手:FKボデ/グリムト(ノルウェー)
今節の成績:90分出場/0得点0アシスト(EL)
今大会の成績:2試合(180分出場)/0得点0アシスト(EL)
プレミアリーグでは一度も先発の機会がない冨安健洋だが、ELではグループステージ2試合連続で先発出場を果たした(PSVアイントホーフェン戦が延期になっているため、アーセナルは他クラブと比べて1試合消化が少ない)。右サイドバックに入った日本代表DFは、対人守備に抜群の強さを発揮してチームに安定をもたらした。
アーセナルは3-0でFKボデ/グリムトに快勝。冨安は右ウィングに入った19歳のFWマルキーニョスを後方から的確にサポートし、1対1の場面では対面した相手にほとんど自由を与えなかった。
また、DFキーラン・ティアニーが交代した70分以降は左サイドバックに回って完封勝利に貢献した。左右両サイドで遜色ないプレーを披露した冨安の安定感は際立つ。国内リーグでの出場機会増加に向けて大きなアピールをできたと言えるが、攻撃面でやや迫力に欠ける点は課題として残る。