圧巻だった一対一の守備
今節の冨安は守備における対応が抜群だった。出足の鋭さを生かしたインターセプトからカウンターの起点となったり、一度相手選手に後ろを取られても上手く身体を入れてボールを奪い切ったりするなどDFとしての能力の高さを発揮した。
一対一における守備対応の上手さはデータにも表れており、データサイト『Sofa Score』によると地上戦勝利数は6戦5勝と圧巻のスタッツを残した。
70分過ぎからは先発のキーラン・ティアニーに代わって左SBのポジションに入るなどユーティリティな部分でもアピールに成功している。
地元メディア『football.london』では、ゴールを記録したファビオ・ヴィエイラやホールディング同様にチーム2位となる10段階中8の評価となっており、「いつでも(レギュラーの)ベン・ホワイトに代わる準備ができている」と称賛している。
しかし、現時点の状況を踏まえると、ホワイトからポジションを奪取する難易度はかなり高いだろう。