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落選の危機!? フランス代表、W杯メンバー当落線上の5人。レアルの神童も危険?

シリーズ:当落線上の5人 text by 編集部 photo by Getty Images

MF:エドゥアルド・カマヴィンガ(レアル・マドリード/スペイン)


【写真:Getty Images】


生年月日:2002年11月10日
フランス代表通算成績:4試合1得点0アシスト

 ルカ・モドリッチ、トニ・クロースらに負けず、レアル・マドリードで確かな存在感を示している神童エドゥアルド・カマヴィンガ。そんな同選手も、カタールワールドカップメンバー落選の危機に瀕している1人と言えるかもしれない。というのも、カマヴィンガはW杯メンバー発表前最後の試合でディディエ・デシャン監督の怒りを買ってしまったようだ。

 一昨年のフランス代表デビュー以降、U-21チームでのプレーが基本だったカマヴィンガだが、先月のUEFAネーションズリーグ2連戦に臨むフル代表メンバーには選出。25日のデンマーク代表戦で先発を飾っていた。しかし、その試合で不甲斐ないパフォーマンスを披露してしまい、ハーフタイムにベンチへ下げられる屈辱的な結果に。試合後デシャン監督は「カマヴィンガは2度と見たくないようなことをした。彼は私が何を言っているか理解している」と話していたようだ。

 約2年ぶりとなるフル代表でのプレーでアピールに失敗したのは痛恨と言わざるを得ない。もちろんカタールW杯メンバー入りのチャンスが完全になくなったわけではないが現状その序列はエンゴロ・カンテやオーレリアン・チュアメニ、アドリアン・ラビオ、マテオ・ゲンドゥージらより下とみても不思議ではない。負傷離脱中のポール・ポグバがコンディションを取り戻し、本大会に間に合うようなことがあれば、カマヴィンガの置かれる状況はさらに厳しくなるだろう。

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