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約1ヶ月後に迫ったカタールワールドカップでは従来の23名ではなく、26名の選手を招集することができる。しかし、狭き門であることに決して変わりはない。とくに、いわゆる“強豪”と評される国の選手たちのサバイバルは熾烈だ。今回は、確かな実力を持ちながらも当落線上にいるフランス代表の5人を紹介する。
DF:ダヨ・ウパメカノ(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年10月27日
フランス代表通算成績:7試合1得点0アシスト
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バイエルン・ミュンヘン在籍2年目を迎えた今季のダヨ・ウパメカノは、ややガッカリ感が残った昨季が嘘のように非凡なパフォーマンスを披露し続けている。それがディディエ・デシャン監督に評価されてか、9月には今年初となるフランス代表招集を果たした。しかし、カタールワールドカップ出場へ視界が良好かと言えば、決してそうではないのが現状だろう。
先月22日に行われたオーストリア代表戦では90分間をベンチで過ごした。続く25日のデンマーク代表戦ではレ・ブルーにおいて6度目となるスタメン出場を果たしたが、カスパー・ドルベリとアンドレアス・スコフ・オルセンにゴールを許し0-2で敗れるなど、痛恨のアピール失敗。フランス『レキップ』はこの試合のウパメカノを「またしても守備が不安定だった」と評価していた。
それに加えウパメカノにとって大きな壁となっているのが、強力なライバルたちの存在。ラファエル・ヴァラン、リュカ・エルナンデス、プレスネル・キンペンベ、ウィリアム・サリバ、ジュール・クンデ、ブノワ・バディアシル、ウェズレイ・フォファナなど、フランス代表のCB陣は他国が羨むほど豪華で競争がし烈である。果たして、その激戦区をくぐり抜けることができるだろうか。