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完全移籍が決定間近と報道
アトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、バルセロナからの完全移籍をめぐる問題が決着に近づきつつあるようだ。両クラブ間で合意間近と報じられている。
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グリーズマンは昨年夏にバルセロナからのレンタルで古巣アトレティコに復帰。レンタル期間は2年間となっており、今季はその2年目にあたる。
だが今季序盤戦のグリーズマンは、ゴールを決めるなど結果を出しながらも、毎回のように60分以降からの交代出場でしか起用されない試合が続いていた。バルセロナとの契約に定められた“買い取り義務”が発生するプレー時間の条件を満たすことを回避するため、アトレティコは意図的に出場時間を制限しているのではないかと言われている。
その奇妙な状況も間もなく終了することになるのかもしれない。スペイン紙『アス』『マルカ』など複数メディアが伝えたところによれば、バルセロナとアトレティコの間では完全移籍に向けた交渉がほぼ合意に達し、数日中にも正式な形で成立する見通しだという。
グリーズマンが一定の出場時間を満たした場合、アトレティコはバルセロナに4000万ユーロ(約57億円)を支払って同選手を獲得することが義務付けられていたようだ。だが今回両クラブは、その半分の2000万ユーロ(約28億5000万円)前後での移籍合意に達したとみられている。
グリーズマンはアトレティコと2026年までの長期契約を交わすことになるとの見通し。完全移籍が成立すれば、ディエゴ・シメオネ監督はプレー時間の制限を考慮する必要なく自由にグリーズマンを起用できるようになると考えられる。
【了】