FW:ニルス・ペーターゼン(フライブルク)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年12月6日
ドイツ代表通算成績:2試合0得点1アシスト
ティモ・ヴェルナーやカイ・ハヴァーツらが最前線を務める現在のドイツ代表のFWには高さがなく、途中出場から流れを変えられるような選手もいない。特にサイド攻撃はあまり相手の脅威となっておらず、ボックス内でクロスに合わせるターゲットが不在なのが問題となっている。
この課題を解決するのにうってつけの存在がニルス・ペーターゼンだ。途中出場からブンデスリーガ史上最多の33ゴールを決めており、所属するフライブルクでもジョーカー的な役割で起用されている。188cmの長身を生かしたヘディングシュートがお決まりの得点パターンで、ドイツ代表の弱点にピッタリとハマる。
前回大会は予備登録の27名には選出されたが、23名の代表メンバーからは外れ、本大会行きはならなかった。しかし、今大会はワールドカップメンバーに入る可能性があるだろう。というのも、9月の代表ウィークでは24名しか選出されなかったが、本大会にはプラス2名の26名を連れていくことが可能で、現在の代表にはまだ”空き枠”がある。ハンジ・フリック監督は、33歳とベテランと呼ばれる歳に差し掛かったブンデスリーガ史上最強のジョーカーをカタールに連れていく決断をするのだろうか。