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世界最高額の逸材は誰だ? サッカー選手10代市場価値ランキング1~10位

シリーズ:10代市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

5位:フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2003年5月3日(19歳)
市場価値:7000万ユーロ(約84億円)
21/22リーグ戦成績:24試合7得点10アシスト

 2010年から10年間FCケルンの下部組織に在籍し、2020年1月に同クラブと同じ州に本拠地を置くレバークーゼンに移籍。加入から半年後にはトップ昇格を果たし、20/21シーズンには17歳ながら公式戦38試合に出場する大活躍を見せ、初年度から抜群の存在感を発揮した。

 ボールコントロール能力やドリブルスキル、パスセンスなど、その非凡な才能を武器にチームの攻撃を組み立て、昨季はトップ昇格後初となる公式戦2桁得点2桁アシストを記録。その活躍がハンジ・フリック監督に評価され、2021年9月にドイツ代表デビューを飾り、これまで代表戦4試合2アシストと文句なしの成績を残している。しかし、順調にステップアップを遂げていたヴィルツだったが、昨季終盤に前十字靭帯断裂という大怪我を負ってしまい、現在も治療に専念している状況が続いている。

 そんな若きドイツ代表の現在の市場価値は7000万ユーロ(約84億円)。ブンデスリーガでは5番目に高く、所属クラブのレバークーゼンではトップの数字となっている。まだ19歳ということもあり、今後更に自らの市場価値を伸ばしていくことになりそうだ。

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