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落選の危機? W杯出場が危ぶまれる名手5人。アーセナルの絶好調FW、世界屈指のSBも瀬戸際

text by 編集部 photo by Getty Images

FW:パウロ・ディバラ(アルゼンチン代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:1993年11月15日
アルゼンチン代表通算成績:34試合3得点6アシスト

 過去に「リオネル・メッシの隣でプレーすることは難しい」と語ったパウロ・ディバラ。後にこの発言は「誤解を与えてしまった」と釈明したが、アルゼンチン代表でのプレーが難しいことは34試合3得点6アシストという寂しい成績からも明らかだ。

 ホルヘ・サンパオリ監督が率いた2018年のロシアW杯では2節クロアチア戦の途中出場のみの起用となったが、大会終了後にリオネル・スカローニが指揮官となってからは出場機会を増やしていた。しかし、2020年以降はコンディション不良もあって招集される機会が減っており、直近の2年半で出場したのはわずか5試合、先発出場に至ってはわずか1試合(前半のみで交代)に留まっている。

 それでもスカローニはディバラを高く評価しており、ローマへの移籍後初めてとなった今回のインターナショナルマッチウィークでもアルゼンチン代表に招集している。しかし、コンディション不良のため2試合とも出場を見送り、アピールの場は与えられなかった。メッシやラウタロ・マルティネス、アンヘル・ディ・マリア、フリアン・アルバレス、ホアキン・コレア、アンヘル・コレアらを擁するアルゼンチン代表の前線の選手層は厚く、26名という限られたW杯メンバーの中に入ることができるだろうか。

【了】

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