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日本代表 2年前

ピンチ!? サッカー日本代表で評価を落とした5人。9月のラストサバイバルで爪痕を残せず

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

MF:田中碧


【写真:田中伸弥】


生年月日:1998年9月10日
代表通算成績:14試合2得点
9月シリーズ成績:1試合0得点(出場90分)

 田中碧はカタールワールドカップアジア最終予選で苦しんでいた日本代表を復調させ、本大会出場への道を切り開いた1人。しかし、大会を目前にその立場は厳しいものとなっている。

 最終予選で日本代表は4-2-3-1から4-3-3へ布陣を変更したことにより、3人のMFの一角に田中碧が定着した。しかし、この9月シリーズでは4-2-3-1をスタート時に採用したこともあり、ベストメンバーと思われる初戦のアメリカ合衆国代表戦では遠藤航と守田英正が起用された。田中は柴崎岳とともにエクアドル代表戦に先発したが、相手の即時奪回のプレッシングに苦しみ、チームに主導権を握らせることができなかった。

 6月シリーズでは守田が欠場したこともあり、ブラジル代表戦に先発して全4試合に出場した。しかし、布陣変更のあおりと守田の復帰を受けて序列は低下し、エクアドル戦でも起死回生のパフォーマンスとはならなかった。26人のメンバーに残る可能性は高いと見られるが、重要な立場を確保するには、大会までの1か月半、所属クラブでアピールする必要があるだろう。

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