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明治安田生命J1リーグ2022シーズンは佳境を迎えている。優勝、AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得、J1残留など、それぞれの目標に向けて激しい戦いが続いている。最後に笑う者がいれば、涙を流す者がいるのが勝負の世界。ここでは、今季のJ1リーグを振り返るとともに今季の最終順位を予想する。
浦和レッズ
予想順位:7位
暫定順位:9位
成績:勝ち点40(29試合9勝13分7敗)
監督:リカルド・ロドリゲス
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ここ数年、不安定な成績が続いていた浦和レッズは2020年からの3シーズンを「3か年計画」と銘打った。3年目の2022シーズンはリーグ優勝を目標に掲げたが、早々に優勝争いから離脱してしまった。6月にはHP上に立花洋一代表名義のメッセージを出す事態に。今月17日の湘南ベルマーレ戦ではゴール裏に厳しい言葉が並ぶ横断幕が掲出された。
セントラル開催となったAFCチャンピオンズリーグの決勝ラウンドでは、埼玉スタジアムの大歓声を背に躍動した。全北現代との準決勝では延長後半に勝ち越しを許しながらも執念で追いつき、見事に決勝進出を勝ち取った。勝ち切るために必要な戦力は揃っているはずだが、リーグ戦ではどうしても勝ち続けることができていない。
鹿島アントラーズ戦のように入りがルーズで試合を難しくしてしまったり、湘南ベルマーレ戦のように相手の強度に苦しめられるのはどうにかしたい。逆にいい形で入れた柏レイソル戦は得点を重ねて勝利している。岩尾憲が不在の際に苦しい展開になってしまうのも課題だ。
酒井宏樹の離脱、新型コロナウイルスの影響など、苦戦の要因はあるが、そういった事情をも乗り越えることができなければタイトルは見えてこない。ルヴァンカップでは準決勝でセレッソ大阪に圧倒され、残された年内の戦いはリーグ戦のみとなった。まずは3か年計画の3年目の「終わり方」が、浦和の未来を左右する。
【了】