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明治安田生命J1リーグ2022シーズンは佳境を迎えている。優勝、AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得、J1残留など、それぞれの目標に向けて激しい戦いが続いている。最後に笑う者がいれば、涙を流す者がいるのが勝負の世界。ここでは、今季のJ1リーグを振り返るとともに今季の最終順位を予想する。
ガンバ大阪
予想順位:17位(J2降格)
暫定順位:17位
成績:勝ち点29(30試合7勝8分15敗)
監督:片野坂知宏→松田浩
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ガンバ大阪はまさに崖っぷちの状態だ。片野坂知宏前監督を招へいして上位争いを演じるはずが、いつの間にか下位が定位置に。チームのスタイルは定まらず、指揮官の采配にも迷いが生じるようになってしまった。コーチに就任したばかりの松田浩を8月17日に監督に据える荒療治も行ったが、依然として厳しい状況は続いている。
新指揮官は4-4-2の布陣で齊藤未月などハードワークできる選手を中心に、前線にはパワーのある鈴木武蔵やパトリックを起用している。監督交代後は6試合で10失点を喫しているが、3試合を無失点で終えており、改善の兆しは見えている。ただ、ヴィッセル神戸戦のようにやられてはいけない状況で失点してしまう勝負弱さは致命的だ。
宇佐美貴史の長期離脱、相棒を失ったパトリックの沈黙、東口順昭の前半戦欠場など、マイナスポイントが多くあったのは事実だが、それらを振り返っている余裕はない。復帰が近づく宇佐美貴史や山本理仁を追い風に勝ち続けなければいけない。
12位までの6チームが3ポイント差にひしめく大混戦だが、3チームが5試合を残しているのに対してガンバには4試合しか残されていない。柏レイソル、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズと上位陣との対決が続く。ジュビロ磐田との直接対決での勝利は必須で、上位陣も勝てなければ最悪の結果が待ち受けている。
【了】