サッカー日本代表 最新ニュース
2ヶ月後に迫ったカタールワールドカップに出場するサッカー日本代表は、9月の2連戦を1勝1分という成績で終えた。そんな今シリーズを戦ったメンバーは、現状どのような立場にあるのだろうか。今回は当確、有力、当落線上の3段階でカタールW杯メンバー入りの可能性を査定する。
FW
【写真:Getty Images】
前田大然(セルティック/スコットランド)
生年月日:1997年10月20日
日本代表通算成績:9試合1得点0アシスト
9月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:有力
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9月シリーズの出場はアメリカ合衆国代表戦の45分間のみ。ゴールもアシストも0だった。しかし、プレスの質と量は素晴らしく、相手を苦しませる要因を作っていたのは紛れもない事実。ドイツ代表やスペイン代表と当たる本大会でも、この男の走力は必要だと感じるような内容だった。6月シリーズ終了時点では当落線上だったが、今シリーズでその序列は上がったと見ていいだろう。
上田綺世(セルクル・ブルッヘ/ベルギー)
生年月日:1998年8月28日
日本代表通算成績:10試合0得点0アシスト
9月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当落線上
9月シリーズの出場はエクアドル代表戦の45分間と限られたが、随所で持ち味は発揮。独特のパワーを持つ相手に簡単に競り負けず、ポストプレーで2列目を生かしたり、惜しいヘディングシュートを放ったりと可能性を感じさせた。今回の代表活動で序列を大幅に変えたとは言い難いものの、ほんの少しだけカタール行きの切符に近づいたとは言えるのではないだろうか。
古橋亨梧(セルティック/スコットランド)
生年月日:1995年1月20日
日本代表通算成績:16試合3得点2アシスト
9月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当落線上
今シリーズでもアピールに失敗。エクアドル代表戦で先発出場を飾ったが、アクションを起こしながらもなかなかパスが来ないため最前線で孤立。決定機も仕留めることができず、守備の貢献度もそこまで高くなかった。また、前田大然、上田綺世の2人がアピールしていたのも向かい風に。浅野拓磨や大迫勇也が間に合うということになれば、落選という最悪の結末を迎えるかもしれない。
町野修斗(湘南ベルマーレ)
生年月日:1999年9月30日
日本代表通算成績:4試合3得点0アシスト
9月シリーズ成績:1試合0得点0アシスト
本大会メンバー入り:当落線上
EAFF E-1サッカー選手権2022での活躍を経て、欧州遠征に臨む日本代表メンバーに選出。アメリカ合衆国代表戦で後半より出場機会を得た。しかし、周囲と連係できず、準備不足も目につき、ボールを受けても簡単に潰されるなどほぼ何もできず。世界を相手にする上ではまだまだ力不足と言わざるを得ない内容であり、カタールワールドカップメンバーに生き残るのは難しいだろう。