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C・ロナウド、ポルトガル代表でも立場危うく。ワールドカップを前に批判強まる

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



マンUでベンチ続き、代表でも低調


 マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、自身5度目となるワールドカップ出場を前にして危機に直面しているようだ。低調なパフォーマンスによりメディアやファンからの批判が強まっている。


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 ポルトガル代表で長年にわたって活躍を続け、代表チームの世界最多記録となる通算117ゴールを記録してきたC・ロナウド。今年2月で37歳となったが、エースとしての立場はいまだ揺らいでいない。

 だが27日に行われたUEFAネーションズリーグのスペイン代表戦では決定機を逃すなど低調。過去数年間は代表チームで平均1試合1点程度のペースで得点を重ねてきたが、2022年には7試合で2得点にとどまっている。

 英紙『デイリー・メール』などが伝えたところによれば、ポルトガル国内ではメディアやファンからC・ロナウドに対する批判が加速。先発から外すべきだと主張する声も強まっているようだ。C・ロナウドは出場する試合や出場時間を自らの意向で決めているとも言われ、その特権的な立場に対して、またそれを許すフェルナンド・サントス監督に対しても批判の声が上がっている。

 ポルトガル紙『ア・ボーラ』は26日付で、C・ロナウドが「代表チームでの影響力を失っている」として特集。データに基づき、C・ロナウド不在時の方がチームがより良い戦いをしていると主張した。

 今季はユナイテッドでも先発出場が激減している状況にあるC・ロナウド。本人は2年後のユーロ2024出場にも意欲を示しているが、まずはカタール大会に向けて改めて健在であることを証明する必要があるかもしれない。

【了】

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