DMF:遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年2月9日
日本代表通算成績:42試合2得点
日本代表の心臓、遠藤航はアメリカ合衆国代表戦にフル出場した。4-2-3-1で臨んだ同試合では、守田英正と攻守にバランスの取れた抜群のコンビネーションを披露。中盤を制圧し、2-0での勝利に大きく貢献した。
今回のドイツ遠征メンバーには遠藤と守田の他、田中碧、柴崎岳、原口元気、さらに旗手怜央が選出されている。だが、ほとんどの選手が主戦場とするのは、攻撃的なポジションだ。柴崎はボランチも務めることが出来るが、守備面には少し不安が残る。エクアドル代表戦はアメリカ合衆国代表戦から中3日だが、やはり遠藤は先発から外せないだろう。
DMF:田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ /ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
日本代表通算成績:13試合2得点
アジア最終予選で日本代表の窮地を救ったシンデレラボーイ、田中碧は昨年10月に行われたオーストラリア代表戦に先発出場。同試合から守田英正、遠藤航と中盤を形成し、日本代表内で存在感を示し続けていた。
6月に行われたキリンチャレンジカップ2022/キリンカップサッカー2022では、全4試合に出場。日本代表に欠かせない存在であることに間違いはないが、アメリカ合衆国代表戦ではシステムが変更したことによりベンチから戦況を見つめた。エクアドル代表戦では、アメリカ合衆国代表戦にフル出場した守田に代わり、先発に名を連ねると予想する。
RMF:堂安律(フライブルク/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日
日本代表通算成績:27試合3得点
今夏にフライブルクへ移籍した堂安律は、ここまで公式戦全試合に出場。公式戦10試合4得点をマークし、ブンデスリーガ3位、UEFAヨーロッパではグループ2連勝と好調のチームで高いパフォーマンスをみせている。
アメリカ合衆国代表戦では、68分から伊東純也と代わり途中出場した。70分に三笘薫のチャンスを演出すると、75分にはペナルティーアークからダイレクトシュート。途中出場から多くのチャンスに絡む活躍をみせた堂安は、エクアドル代表戦では結果を残すことが出来るか。
LMF:三笘薫(ブライトン/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月20日
日本代表通算成績:8試合5得点
三笘薫は今夏にレンタル移籍していたユニオン・サン=ジロワーズからブライトンへ復帰した。第2節のニューカッスル戦でプレミアリーグデビューを果たすと、ここまでリーグ戦4試合に出場。第5節のフラム戦では、途中出場から流れを変える圧巻のパフォーマンスを魅せた。
日本のFIFAワールドカップ カタール2022出場権獲得の立役者である三笘は、アメリカ合衆国代表戦に68分から途中出場。久保建英と代わって左サイドハーフに入ると、88分にドリブル突破から試合を決定づけるゴールを決めた。高いパフォーマンスを続ける三笘には、エクアドル代表戦でもゴールを期待したい。
OMF:南野拓実(モナコ/フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月16日
日本代表通算成績:42試合17得点
日本代表の10番、南野拓実は今夏にリバプールからの移籍を決断。新天地となったモナコでは苦戦を強いられているが、今月18日に行われたリーグ戦第8節のスタッド・ランス戦では1得点1アシストの活躍をみせた。
モナコでの苦戦や鎌田大地の好調もあり、アメリカ合衆国代表戦では出番が回ってこなかった。だが、徐々に調子を上げている南野は、おそらくエクアドル代表戦に先発出場するだろう。これまで、ここぞという場面で結果を残してきた南野は、エクアドル戦で結果を残せるだろうか。