RSB:山根視来(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1993年12月22日
日本代表通算成績:13試合2得点
23日に行われたアメリカ合衆国代表戦では、約7ヵ月ぶりに代表復帰した酒井宏樹が先発出場すると、後半からは冨安健洋が右サイドバックを務めた。そのため、27日のエクアドル代表戦では同試合で出番がなかった山根視来が先発出場するだろう。
2021年3月に日本代表に初選出された山根は、今では常連選手となった。アジア最終予選4試合に出場すると、国内組で臨んだEAFF E-1サッカー選手権2022では、圧巻のパフォーマンスを披露。ここまで森保ジャパンで不動の存在となっていた酒井にも引けを取らない活躍をみせている。エクアドル代表戦はこのDFにとって、スタメン奪取のための重要な一戦となるだろう。
CB:吉田麻也(シャルケ/ドイツ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1988年8月24日
日本代表通算成績:120試合12得点
日本代表の大黒柱、吉田麻也はアメリカ合衆国代表戦に先発フル出場。約3ヵ月ぶりに行われた代表戦で、FIFAワールドカップ カタール2022に出場するアメリカを無失点に抑える活躍をみせた。
アメリカ合衆国代表戦では前半は冨安健洋、後半は伊藤洋輝とCBコンビを形成。前半に一度相手FWをペナルティーエリア内でフリーにしてしまいシュートを打たれる場面があったが、その後は安定したパフォーマンスをみせていた。日本代表に欠かせないこの男は、エクアドル代表戦でもスタメンに名を連ねるはずだ。
CB:谷口彰悟(川崎フロンターレ)
【写真:Getty Images】
生年月日:1991年7月15日
日本代表通算成績:12試合0得点
2015年6月に日本代表に初選出された谷口彰悟は、2021年6月に森保一監督から声がかかるとそのまま代表に定着。今年1月に行われたアジア最終予選の中国代表と2月のサウジアラビア代表戦では板倉滉とコンビを組んで負傷欠場した吉田麻也、冨安健洋の穴を埋める活躍をみせると、7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2022ではキャプテンとして日本を優勝に導いた。
谷口は今や日本代表常連だが、CBでの序列は3番手もしくは4番手といったところだろう。23日に行われたアメリカ合衆国代表戦では出番が回ってこなかった。だが、今回のドイツ遠征では怪我により板倉が欠場。冨安はアメリカ合衆国戦後にクラブ事情により途中離脱となった。そのため、エクアドル代表戦で吉田の相方を務めるのは谷口を予想する。
LSB:長友佑都(FC東京)
【写真:Getty Images】
生年月日:1986年9月12日
日本代表通算成績:136試合4得点
約14年間に渡り日本代表を支え続ける大ベテラン、長友佑都は最終節を除いたアジア最終予選9試合に先発出場。日本の7大会連続7回目のW杯出場に貢献すると、6月に行われたブラジル代表戦では右サイドバックで見事な活躍をみせた。
長友は今年で36歳を迎えたが、今季リーグ戦26試合に出場。直近8試合にフル出場するなど、まだまだ最前線で戦い続けている。今回のドイツ遠征メンバーの中で左サイドバックでプレー可能なのは、長友と中山雄太、そして伊藤洋輝の3人だ。中山は同ポジションでアメリカ合衆国代表戦にフル出場。伊藤はCBで起用されていたため、エクアドル代表戦では長友が左サイドバックを務めるのではないだろうか。