「僕じゃなくても…」アメリカ合衆国代表戦の悔しさ
「コンディションはかなり上がっていると思いますし、フライブルクのパフォーマンスができれば、間違いなく代表でもいい仕事ができる。そこは心配していない。前より焦っていないというか、黙ってチャンスを待つだけなので、使ってくれればできる自信がある。今はすごいリラックスしています」ともコメントしていたのだ。
しかしながら、23日のアメリカ戦(デュッセルドルフ)は後半23分からの途中出場にとどまった。1-0で登場した背番号21は得点への意欲を強く押し出し、31分には中山雄太の折り返しにゴール前で反応する決定機を迎えたが、惜しくもGKマット・ターナーに弾かれ、決めきれなかった。
「雄太君から来たボールは完璧なタイミングだったので、決めないといけなかった。練習あるのみです」と彼自身も自戒の念を込めて語っていた。
直後にも高い位置でボール奪取したところで堂安が持ち上がったが、得点に至らない。切れ味とスピードは印象付けたものの、本人としてはやや不完全燃焼感のある約20分間のパフォーマンスだったのではないだろうか。
「スペースは空いていましたし、僕じゃなくてもあれくらいのプレーはできたと思うので、特にインパクトを残せたとは考えていないし、もっとやれることはあったと思います」と本人もストレートに悔しさを口にした。