CB
ピエロ・インカピエ(レヴァークーゼン)
生年月日:2002年1月9日
代表成績:20試合1得点1アシスト
ジャクソン・ポロソ(トロワ)
生年月日:2001年10月16日
代表成績:4試合0得点0アシスト
ウィリアム・パチョ(ロイヤル・アントワープFC)
生年月日:2001年10月16日
代表成績:0試合0得点0アシスト
ハビエル・アレアガ(シアトル・サウンダーズFC)
生年月日:1994年9月28日
代表成績:17試合1得点2アシスト
フェルナンド・レオン(アトレチコ・サン・ルイス)
生年月日:1993年4月11日
代表成績:6試合0得点1アシスト
最終ラインの核となるのはピエロ・インカピエだ。昨季からレヴァークーゼンに所属する20歳の左利きセンターバックは、ブンデスリーガでも確かな存在感を発揮している。抜群の身体能力と予測の鋭さで上背のなさを補い、20歳にしてエクアドル代表の主軸となった。
一方、今回の招集メンバーからレギュラークラスの2人が外れているのは不安材料だろう。サンパウロに所属するロベルト・アルボレダは6月下旬に左足首を骨折して離脱中。メキシコのサントス・ラグーナに所属するフェリックス・トーレスは8月下旬に左足大腿二頭筋を痛め、代表ウィーク直前に復帰を果たしたが招集メンバーには入れなかった。
23日に行われたサウジアラビア代表戦では22歳のジャクソン・ポロソが右センターバックで先発起用されて無失点に貢献した。ポルトガルで名をあげ、フランスにステップアップを遂げた長身DFは、アルボレダやトーレス不在の間にさらなるアピールをと燃えているに違いない。
SB
ペルヴィス・エストゥピニャン(ブライトン&ホーブ・アルビオンFC)
生年月日:1998年1月21日
代表成績:27試合3得点2アシスト
ディエゴ・パラシオス(ロサンゼルスFC)
生年月日:1999年7月12日
代表成績:11試合0得点0アシスト
バイロン・カスティージョ(クラブ・レオン)
生年月日:1998年11月10日
代表成績:11試合0得点1アシスト
アンヘロ・プレシアード(ゲンク)
生年月日:1998年2月18日
代表成績:25試合0得点0アシスト
サイドバックはエクアドル代表でもとりわけ好タレントの多いポジションだ。また、日本人に縁の深い選手も複数いる。右サイドバックの主力を担うアンヘロ・プレシアードは昨季のゲンクで伊東純也と縦関係を築き、積極的なオーバーラップと高速クロスで攻撃に厚みを加えていた。
左サイドバックで不動の地位を築くペルヴィス・エストゥピニャンは、ビジャレアル時代に久保建英と同僚で、現所属のブライトン&ホーブ・アルビオンFCでは三笘薫とともにプレーしている。
日本代表がより警戒すべきなのは、左サイドだろう。エストゥピニャンは伊東の縦突破にもついていけるだけのスプリント力を備え、ボールを持って豪快に攻め上がる姿も印象的だ。今夏初挑戦のプレミアリーグですぐさまレギュラーに定着した実力に疑いなし。日本戦で躍動するより、ブライトンで三笘と好連係を築いてもらいたいところだが……。