3位:南野拓実(モナコ/フランス)
【写真:Getty Images】
生年月日:1995年1月16日
市場価値:1000万ユーロ(約12億円)
22/23リーグ戦成績:4試合1得点2アシスト
日本代表通算成績:42試合17得点8アシスト
リバプールでは高い壁に阻まれ、最後までレギュラーの座を奪うことができなかった。それでも、出場のチャンスを貰えばしっかりと結果を残し、カップ戦優勝の立役者となるなど、チームに残したものも少なくはなかった。だからこそ、推定市場価値を上回る移籍金でモナコに活躍の場を求めることができたとも言える。
しかし、新天地では苦戦中だ。加入後すぐに出場機会が訪れたが、決定機を逃したり、味方との呼吸が合わなかったりと内容は散々で、今月は公式戦で3度もベンチに終わった。先日のスタッド・ランス戦では1得点1アシストと結果を残したが、その1試合で序列が大幅に変わる可能性は低く、引き続き正念場となっている。
そのモナコでの苦戦ぶりは市場価値の変動を見ても明らかだ。リバプール退団時の評価額は1200万ユーロ(約14.4億円)だったが、今月に入り1000万ユーロ(約12億円)に下落している。このままズルズルと下降線を辿ることだけは避けたい。