1位:冨安健洋(アーセナル/イングランド)
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
市場価値:2200万ユーロ(約26.4億円)
22/23リーグ戦成績:6試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:28試合1得点3アシスト
日本代表のこれからを担っていくであろう冨安健洋は、名門アーセナルで堂々たるプレーを披露している。昨季は加入後すぐに主力となり、ハフィーニャやソン・フンミンら世界屈指のアタッカーたちと互角以上にバトル。怪我に苦しんだのも事実だが、弱点であった右サイドバックの穴を完璧に埋めてみせた。
今季はコンディション不良によりスタートダッシュに失敗。さらにレンタルバックしたCBウィリアム・サリバが好調で、それによりベン・ホワイトが右SBに回っているため出場機会は限られている。しかし、ピッチに立った際のパフォーマンスはスタメンを張っても不思議ではないほど非凡。ミケル・アルテタ監督を良い意味で悩ませている。
そんな冨安の市場価値は、昨年12月に自己最高額となる2500万ユーロ(約30億円)まで上昇。しかし、今月の更新で2200万ユーロ(約26.4億円)までダウンした。アーセナルでプレータイムが伸びていないのが大きな原因だろう。上記の通り、内容は悪くないだけに複雑な結果である。
【了】