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あまりに不運…最後の最後でW杯出場を逃したブラジル代表の5人。歴代最高のストライカーや現役ベテランSBを襲った悲劇とは?

シリーズ:最後の最後でW杯出場を逃した5人 text by 編集部 photo by Getty Images

FW:アドリアーノ(2010年)


【写真:Getty Images】


生年月日:1982年2月17日
代表戦成績:48試合27得点2アシスト

 ブラジルが生んだ皇帝、アドリアーノは2006年に行われたドイツW杯に臨むブラジル代表メンバーに選出。初のW杯出場を果たしたが、同大会後は夜遊びや乱闘事件などピッチ外で汚行が目立ち、パフォーマンスも著しく低下したために代表を離れていった。

 だが、2008年1月にレンタル移籍したサンパウロで調子を取り戻すと、同年6月にブラジル代表に復帰。2009年に行われたコンフェデレーションズカップ2009ではメンバーに選出されなかったが、その後の南米予選では再び招集され、南アフリカW杯出場に貢献した。

 上記したように、徐々に調子を取り戻したアドリアーノは、南アフリカW杯直前に行われたアイルランド代表との親善試合にも先発出場。本大会出場は濃厚かと思われたが、当時チームを率いたドゥンガ監督はこのFWを選出せず。2大会連続のW杯出場は叶わなかった。

【了】

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