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日本代表 2年前

意外!? ワールドカップ出場ゼロの歴代サッカー日本代表5人。見たかった…。主力だったのに大舞台に縁がなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部

前田遼一(まえだ・りょういち)


【写真:Getty Images】


生年月日:1981年10月9日
招集歴:2006年11月~13年6月
日本代表通算成績:33試合10得点

 年代別日本代表の常連だった前田遼一は、20歳のときにはフィリップ・トルシエ監督によってA代表の候補合宿に呼ばれている。ジーコ政権では1度も声が掛からなかったが、所属するジュビロ磐田では2005年に自身初の2ケタ得点をマーク。翌年もJリーグで結果を残すと、11月にイビチャ・オシム監督によって初招集されることになる。

 2009年には20得点でJリーグの得点王に輝くが、翌年のワールドカップメンバーから漏れてしまう。しかし、11年1月のAFCアジアカップで1トップを務めて日本代表の大会制覇に貢献。アルベルト・ザッケローニ監督の信頼を勝ち取り、ワールドカップ予選を通じて1トップの座を守り続けた。

 13年のFIFAコンフェデレーションズカップでは3試合すべてに出場した。守備面など評価すべき点もあったが、無得点に終わったことで立場が揺らぐ。さらに、翌月に行われたEAFF東アジアカップ(現E-1サッカー選手権)で大迫勇也と柿谷曜一朗が台頭する。コンフェデレーションズカップ以降、前田は代表に一度も呼ばれることはなく、翌年のブラジルワールドカップにも若い2人が選出されている。

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