1位:長谷部誠
【写真:Getty Images】
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
今節の対戦相手:マルセイユ(フランス)
今節の成績:90分出場/0得点0アシスト(CL)
今大会の成績:2試合(96分出場)/0得点0アシスト(CL)
長谷部誠にとって、今回のCLはヴォルフスブルク時代以来13年ぶりの出場になる。初戦は終盤に途中出場。今節は守備陣に負傷者が相次ぎ、さらにシステムを4-2-3-1から3-4-2-1に変更したことでリベロとして今季公式戦初先発のチャンスが巡ってきた。
ブンデスリーガ最年長選手でもある38歳にとって、年齢はただの数字でしかないようだ。3バックの中央で巧みにディフェンスラインをコントロールし、的確な予測とタフな守備を披露。ボールを奪うと、鋭い縦パスを前線に供給して攻撃の起点にもなった。
UEFAが選出したマルセイユ戦のマン・オブ・ザ・マッチは鎌田大地だったが、現地メディアでは長谷部への高評価と賛辞が並ぶ。38歳と238日にして欧州最高峰のCLで先発出場し、クレバーなプレーで完封勝利に貢献した長谷部には、国内リーグでのレギュラー定着待望論も巻き起こる。例年のこととはいえ、驚異的と言う他ない。
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