4位:鎌田大地
【写真:Getty Images】
所属クラブ:アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
今節の対戦相手:マルセイユ(アイントラハト・フランクフルト)
今節の成績:88分出場/0得点0アシスト(CL)
今大会の成績:2試合(172分出場)/0得点0アシスト(CL)
初のCLに挑んでいる鎌田大地は、マルセイユ戦でグループステージ開幕から2試合連続の先発出場。初戦で敗れたクラブ同士の戦いでアイントラハト・フランクフルトのクラブ史上初めてとなるCL本戦初勝利に貢献した。
国内リーグでなかなか結果が出ていなかったフランクフルトは、今季序盤から採用してきた4-2-3-1ではなく、昨季のEL制覇の原動力ともなった3-4-2-1にシステムを変更。鎌田は従来の2列目ではなく、3列目でジブリル・ソウとダブルボランチを組んだ。
この戦術変更が功を奏しての勝利だ。そして、鎌田はUEFA選出のマン・オブ・ザ・マッチ(試合のMVP)に輝いた。マルセイユにボールを握られる時間帯の長い展開で守備にもハードワークし、終盤にはゴール前まで飛び出してゴールネットも揺らした。残念ながらVARチェックでオフサイドと判定されて初ゴールとは認められなかったが、攻守両面で抜群の存在感を放った。