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【写真:Getty Images】
イニャキ・ウィリアムズの弟がスペイン代表入り
スペイン代表は16日、9月のUEFAネーションズリーグに向けた代表メンバーを発表した。その中で注目されているのは、FWニコ・ウィリアムズの招集だ。20歳の若手アタッカーは、どんな選手だろうか。
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ニコ・ウィリアムズの兄は、同じアスレティック・ビルバオに所属するFWイニャキ・ウィリアムズ。2013年にオサスナの下部組織からアスレティック・ビルバオの下部組織に移り、昨年4月にトップデビューを果たした。
アスレティック・ビルバオでは右ウイングとしての起用が多いニコ・ウィリアムズ。2021/22シーズンはラ・リーガで11回先発して途中出場が23回。コンスタントにピッチに立ったが、リーグ戦では得点もアシストもなかった。それでも、コパ・デル・レイでは4試合で2ゴール1アシストを記録している。
今季は開幕戦こそベンチスタートだったが、第2節からは4試合連続で先発出場中。第5節のエルチェ戦で1ゴール1アシストを記録し、より存在感を強めているところだ。
身長は181cmと大柄ではないが、スピードが大きな武器。また、左右どちらの足でも正確なキックができるため、対峙するDFはどちらに抜いてくるかが読みにくく、それによりドリブル突破がより強力になっている。
スペインメディアでも驚きを持って伝えられているニコ・ウィリアムズのA代表招集。ルイス・エンリケ監督がカタールワールドカップに連れて行くかはまだ分からないが、スペイン代表の秘密兵器になる可能性を秘めている。サッカー日本代表も対策を練る必要がある選手の一人になりそうだ。
【了】