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【写真:Zoom会見のスクリーンショット】
サッカーU-21日本代表、欧州遠征でイタリアなどと対戦
日本サッカー協会(JFA)は16日、欧州遠征に臨むサッカーU-21日本代表メンバーを発表した。22日にはスペインでU-21スイス代表と、26日にはイタリアでU-21イタリア代表と対戦する予定になっている。
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U-21日本代表がチームとして活動するのは、今年6月にウズベキスタンで行われたAFC U-23アジアカップ以来のこと。貴重な欧州のチームとの実戦の場となる。大岩剛監督は「レベルの高い国と対戦できる機会を非常に重要視していますし、今後の我々のグループの成長において、非常に重要な2試合になると感じています」と述べた。
スイスもイタリアも、来年開催されるUEFA U-21欧州選手権の本大会出場権を獲得しているチーム。前者はパトリック・ラーマン新監督が就任したばかりだが、大陸選手権まで残り1年を切ったタイミングでの国際親善試合を重要な強化の場として捉えているに違いない。
U-21日本代表の大岩監督も「両チームともサイズが大きく、スピードのある、パワフルなサッカーをする印象があります」と語り、「非常に成熟した、強度の高いチームとゲームができるという体験は、しっかりと我々に跳ね返ってくるものだと思います」と改めて今回の欧州遠征の持つ価値の大きさを強調していた。
対戦する両国のメンバーはまだ発表されていない。だが、過去の招集歴を見るとイタリアにはミランからレッチェに期限付き移籍中のFWロレンツォ・コロンボや、インテルからアンデルレヒトに期限付き移籍中のFWセバスティアーノ・エスポジト、15歳でセリエAデビューという実績を持つFWピエトロ・ペッレグリなど大柄なストライカーが揃う。
スイスにもサウサンプトンでプレミアリーグ出場経験を持つMFアレクサンドル・ヤンケヴィッツや、6月にA代表デビューを飾ったDFレオニダス・ステルギオウなど高い身体能力が魅力の選手が多い。
そうした相手に対し「セットプレーの攻守におけるサイズ等を考えても、我々にとっては非常に良いゲームになると思っていますので、様々なチャレンジをしていきたい」と大岩監督は言う。
2024年のパリ五輪出場を目指すU-21日本代表は、6月のU-23アジアカップで3位に終わった。五輪予選を兼ねるであろう2年後の同大会に向けても貴重な強化の場となる欧州遠征で、大きな収穫を持ち帰ってきたいところだ。
(取材・文:舩木渉)
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