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FIFAワールドカップカタール2022開幕まで約2か月となり、15日には大会前最後のインターナショナルマッチウィークに向けた日本代表メンバー発表が行われる。今大会では登録メンバーが26人に拡大され、交代枠も5人となる。メンバー選考における戦略がこれまでと変わるだけに、“秘密兵器”になるような特長を持った選手が選出される可能性も大いにあるだろう。今回は、ワールドカップで日本代表の武器になり得る選手を5人紹介する。
相馬勇紀(そうま・ゆうき)
【写真:Getty Images】
所属クラブ:名古屋グランパス
生年月日:1997年2月25日(25歳)
日本代表成績:6試合3得点
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7月に行われたEAFF E-1サッカー選手権2022で相馬勇紀は印象的な活躍を見せた選手の1人だった。初戦となった香港代表戦では鮮やかなFK弾と技ありのヒールシュートで2得点を挙げ、優勝を賭けた韓国代表戦でも難しいシュートを決めて先制点をもたらした。大会を通じて3得点2アシストを記録して優勝の立役者になるとともに、大会MVPに輝いている。
名古屋グランパスでの今季リーグ戦得点数は、第14節の清水エスパルス戦で決めた1得点に留まっているが、その1点は後半アディショナルタイムに決めた劇的な一撃だった。自らドリブルで持ち込み、ミドルレンジから右足を振り抜いてゴールネットを揺らしている。
名古屋ではウイングバックを任されているが、E-1で見せたように左ウイングでは攻撃的な能力がより発揮されるだろう。切れ味鋭いドリブルやアップダウンし続けられる運動量を持つ選手は他にもいるが、それらとともに精度の高いプレースキックを蹴ることができる選手は少ない。ゴールが欲しい時間にも、リードを守り抜きたい場面でも使いたくなるはずだ。