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トゥヘルの次は? ヨーロッパ、解任危機の監督5人。イングランドのレジェンド2人、イタリアの名門指揮官も危ない?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

スティーブン・ジェラード(アストン・ヴィラ)


【写真:Getty Images】


生年月日:1980年5月30日
今季リーグ戦成績:6試合1勝1分4敗(17位)

 リバプールのレジェンドであるスティーブン・ジェラードは、2018年にレンジャーズの監督に就任。2020/21シーズンにはセルティックを抑えリーグ優勝を果たすなど、結果を残した。その手腕が評価され、昨年11月にディーン・スミス監督の後任としてアストン・ヴィラの指揮官に。就任後、いきなりリーグ戦連勝を飾っており、まずまずのスタートを切っていた。

 しかし、昨季終盤戦に5連敗を喫するなど失速。ジエゴ・カルロスやブバカール・カマラ、レアンデル・デンドンカーといった実力者を加えた今季は、いまのところ昨季からの上積みが見受けられず、開幕6試合で1勝1分4敗とスタートダッシュに大失敗。降格圏ギリギリの17位に沈んでいる状況だ。かなり良いメンバーが揃っているだけに、この結果は厳しいと言わざるを得ない。

 当然、ヴィランズ(ヴィラ・サポーターの愛称)のフラストレーションは溜まっている。英紙『デイリー・メール』によると、多くのサポーターが“今すぐ”ジェラード監督を解任することを求めているようだ。昨季途中からどんどんとネガティブな方向へ向かっているジェラードのアストン・ヴィラ。フロントが早めに決断できなければ、最悪の結果を招くことになるだろう。

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