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22/23シーズンの欧州各国リーグは開幕したばかりだが、すでに解任を余儀なくされた監督は少なくない。先日にはチェルシーがトーマス・トゥヘル監督を切ったことが大きな話題となっていた。では、次に監督の座を降ろされてしまいそうな人物は誰なのか。今回は、なかなか思ったような結果が出ず苦しみ、解任の噂が出ている5人の監督を紹介する。
ブレンダン・ロジャーズ(レスター)
【写真:Getty Images】
生年月日:1973年1月26日
今季リーグ戦成績:6試合0勝1分5敗(20位)
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2017/18シーズン以降、プレミアリーグでトップ10フィニッシュが続いていたレスターだが、今季は大ピンチである。開幕節のブレントフォード戦で2点リードを追いつかれ勝ち点1の獲得に留まると、その後5連敗。現在、19位ノッティンガム・フォレストと勝ち点3差の最下位に沈んでいる。ちなみに6試合を消化した時点で1勝もできていないのはエバートンとレスターのみである。
財政難により今夏の移籍市場で満足いく補強ができなかったのは痛い。それに加え、ウェズレイ・フォファナとカスパー・シュマイケルが引き抜かれた。とくに後者の退団は大ダメージで、現正GKのダニー・ウォードは全くというほどチームの役に立てていない。ブレンダン・ロジャーズ監督は守備の立て直しを図るため本職中盤のウィルフレッド・エンディディをセンターバックで起用しているが、それもうまくはいっておらず、第6節ブライトン戦では大量5失点を喫している。
先ほどフォファナとシュマイケルが引き抜かれたと記したが、ジェームズ・マディソンやユーリ・ティーレマンスなどその他の主力は残っている。それでもこれほど結果が出ないのは、やはりマンネリ化が進んでいるのだろう。これまでロジャーズ監督が同一チームで4年以上率いたことがない事実が、説得力を増加させる。レスターには新たな風が必要なのかもしれない。