【写真:Getty Images】
ブンデスリーガで思わぬ苦戦を強いられているバイエルン・ミュンヘンは、今後ユリアン・ナーゲルスマン監督の立場が危うくなる可能性もあるのかもしれない。チェルシー監督を解任されたトーマス・トゥヘル氏が後任候補になる可能性も予想されている。
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今季ブンデスリーガでは開幕から大量ゴールを奪っての3連勝を飾り、11連覇に向けて順調なスタートを切ったかに見えたバイエルン。だがそこから3試合連続のドローに終わり、前節はフライブルク、今節はウニオン・ベルリンに予想外の首位浮上を許してしまった。
現時点では無敗を守っており、首位との差もわずか2ポイント。危機に陥ったというほどの状況ではないが、チーム内には不穏な空気も漂いつつあるのかもしれない。独紙『ビルト』が伝えたところによれば、勝利を逃した責任が自身ではなく選手にあったという態度を取ったナーゲルスマン監督に対し、選手たちが不満を抱く状況になっているという。
もし監督交代を考えるような状況が訪れた場合、トゥヘル氏がその後任となる可能性も出てくると見込まれている。先日チェルシー監督を解任されたトゥヘル氏だが、マインツやボルシア・ドルトムントで残した実績により母国ドイツでの評価は依然として高い。
現地時間13日に行われるチャンピオンズリーグの試合では、バイエルンはバルセロナをホームに迎える。昨季まで在籍したエースのロベルト・レヴァンドフスキにゴールを奪われ敗れるような結果にでもなれば、ナーゲルスマン監督はさらに窮地に立たされることになってくるかもしれない。
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