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Jリーグ 2年前

不屈の精神! 難病と闘うJリーグ選手5人。逆境に立ち向かい復活。元サッカー日本代表、スペイン人選手も

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

畑尾大翔(はたお・ひろと)


【写真:Getty Images】


畑尾大翔(はたお・ひろと)
生年月日:1990年9月16日

 畑尾大翔は病気を抱えながらJリーグでプレーしている。発症したのは早稲田大学在学中で、「慢性肺血栓塞栓(そくせん)症」と診断された。肺の血管に血が詰まる難病で、現在も投薬治療は続いている。

 壮絶なリハビリを経て、2014年にヴァンフォーレ甲府に加入した。その後は名古屋グランパス、大宮アルディージャを経て、昨季からはザスパクサツ群馬に在籍。クレバーな守備と熱いハートを武器に、群馬の最終ラインを支えている。

 一般社団法人「PiiS Fly(ピースフライ)」を設立し、自ら小児病棟や特別支援学校への訪問をするだけでなく、今年には株式会社 PiiS Roadを設立して障がい者就労支援事業を立ち上げている。約2年間の闘病生活で多くの人々から支えられた経験を、このような形で社会に還元している。

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