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浪費か強化か。クラブ別移籍金支出ランキング1〜10位。1位はなんと約400億円! プレミア勢が7チーム登場の猛威

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:パリ・サンジェルマン(フランス)


【写真:Getty Images】


総支出額:1億4750万ユーロ(約209億円)
最高額獲得選手:ヴィティーニャ(4150万ユーロ/約59億円)
その他の主な獲得選手:ヌーノ・メンデス(3800万ユーロ/約54億円)、ファビアン・ルイス(2300万ユーロ/約33億円)

 今夏日本ツアーを行ったパリ・サンジェルマン(PSG)が、移籍金支出ランキングの7位だ。1億4750万ユーロ(約209億円)を補強に投じている。

 潤沢な資金力を有するPSGにしては、比較的おとなしい夏になったと言えるかもしれない。インテルからDFミラン・シュクリニアルを獲得するために動いていたのは周知のことだが、結局取引はまとまらなかった。クラブは余剰戦力を放出してから新たな選手を迎える方針だったが、放出がうまく進まず。レンタルで放出しても、一部のトップクラブにしか払えないサラリーの一部はPSGが負担する形になり、計画していたほど費用を抑えられなかった。

 そんな中で最高額の補強となったのが、ポルトから獲得したMFヴィティーニャだ。22歳と若いが、すでにコンスタントに起用されている。スポルティングCPから獲得したMFヌーノ・メンデスは、リーグアン開幕から全試合に出場し、1ゴール2アシストと上々のスタートを切った。そのほかにはナポリからMFファビアン・ルイス、リールからMFレナト・サンチェスなどを獲得した。

 PSGは今夏の動きが批判の対象になっているが、FWキリアン・ムバッペの残留は、どの新戦力よりも大きな出来事だろう。

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