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96分ラストプレー弾で劇的結末!清水エスパルスと湘南ベルマーレは熱戦の末ドロー【J1第29節結果】

text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



チアゴ・サンタナが得点ランキング首位の11点目

 明治安田生命J1リーグ第29節の清水エスパルス対湘南ベルマーレ戦が10日に行われ、1-1の引き分けに終わった。



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【清水エスパルス 1-1 湘南ベルマーレ J1第29節】

 ともに残留圏に位置しているとはいえ、まだまだ安心するわけにはいかない両チーム。直接のライバルを叩いて勝ち点3を加え、残留に向けて大きく前進したいところ。

 前半12分、早い時間のうちに先手を取ることに成功したのはホームの清水。白崎凌兵のヒールパスを受けたチアゴ・サンタナが中央に抜け出し、エリア手前から低く鋭いシュートをゴール左隅に突き刺した。T・サンタナはこの時点で得点ランキング単独首位に浮上する11点目のゴール。

 湘南も町野修斗やタリクらが積極的にゴールを狙いにいくが、GK権田修一の好守にも阻まれて同点ならず。79分の決定機も山田直輝の強烈なシュートを権田が弾き出し、CKに合わせた山本脩斗のヘディングも惜しくもクロスバーを叩く。

 清水が耐え抜いて逃げ切るかと思われたが、表示されたアディショナルタイム5分を過ぎたところでドラマが待っていた。終盤に湘南が繰り出し続けた猛攻がついに実を結び、茨田陽生のクロスに合わせたウェリントンがヘディング弾を叩きつけて同点。事実上のラストプレーで追いついた湘南が貴重な勝ち点1を確保した。

【得点者】
12分 1-0 チアゴ・サンタナ(清水)
90+6分 1-1 ウェリントン(湘南)

【了】

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