【写真:Getty Images】
エスパニョールのスペイン代表FWラウール・デ・トマスは、ラージョ・バジェカーノへの移籍が決定する可能性が高くなったと報じられている。だが移籍が成立したとしても、冬の移籍市場が開く1月まではプレーできないことになる。
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昨季はリーガ1部で自己最多となる17ゴールを挙げるなど、エスパニョールのエースとして活躍してきたデ・トマス。夏の移籍市場では複数のビッグクラブからの関心も噂され、特にマンチェスター・ユナイテッドは強い関心を示しているとも噂されていた。
だが最終的に、欧州主要国の移籍市場終了までに新たなクラブは決まらず。スペインメディアによれば、古巣であるラージョへの移籍が決定に近づいていたが、1日の移籍市場最終日にあと一歩で手続きが完了しなかったとされている。
それでもエスパニョールからの退団を強く希望するデ・トマスは、移籍市場の開いているカタールやサウジアラビアなど欧州外への移籍も模索したようだ。だが『マルカ』紙などが伝えるところによれば、最終的にラージョへの移籍が改めて合意し、間もなく決定する見通しだという。
ラージョはデ・トマスの移籍金としてボーナスを含めて総額1200万ユーロ(約17億4000万円)を支払うとのこと。だが移籍が成立した場合、ラージョで練習に参加することはできるとしても、公式戦出場は冬の移籍市場が開く1月を待たなければならない。
エスパニョールでの活躍によりスペイン代表デビューも飾ったデ・トマスは、今後の活躍によってはカタールワールドカップ出場に向けたメンバー入りを争うこともできたかもしれない。だが1月までクラブでプレーできない状況になればワールドカップ出場は絶望的になると予想されている。
【了】