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今夏の移籍市場でアーリング・ハーランドが父もプレーしたマンチェスター・シティに加入したことが話題となった。サッカー界には、そうした2世選手が数多く存在している。今回は、偉大な父に肩を並べる、あるいは超えられるだけのポテンシャルを秘めた2世タレントを5人紹介する。
シャキール・ファン・ペルシ(フェイエノールトU-17)
【写真:Getty Images】
生年月日:2006年11月16日
父:ロビン・ファン・ペルシ(元オランダ代表)
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かつて元日本代表MF小野伸二も在籍したフェイエノールトは、若手育成に定評があることで知られている。そんな同クラブのアカデミーで今、将来を有望視されている選手の1人が、元オランダ代表ストライカーのロビン・ファン・ペルシを父に持つシャキール・ファン・ペルシだ。
ドイツワールドカップが開催された2006年に生まれたシャキールは、元々マンチェスター・シティの下部組織に所属していたが、父ロビンがフェネルバフチェに移籍した2015年に同クラブの下部組織に加入。その2年後、フェイエノールトのアカデミーに籍を移した。そして、U-16チームで主将を務めるなど中心的存在となったシャキールは今年5月、15歳にしてオランダの名門クラブと2025年6月30日までとなるプロ契約を締結。「10歳からこのクラブでプレーしているので、本当に特別な日になった」とコメントを残していた。
利き足は父と同じ左で、主戦場は左ウィング。父ロビンはシュートセンス、とくにボレーの上手さが際立っていたが、それをしっかりと継承しているのか、2020年に行われたアヤックスU-15戦では左サイドからのクロスにジャンピングボレーで合わせてゴールネットを揺らしており、SNS上で「父親にそっくりだ!」といったコメントが寄せられるなど大きな反響を呼んでいた。果たして、フェイエノールトから世界に羽ばたく日はやって来るだろうか。