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高騰しすぎ!?22/23夏の移籍金ランキング1~10位。世界的な名手や期待の若手がズラリ。唯一100億円を超えたのは?

シリーズ:22/23夏の移籍金ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

3位:オーレリアン・チュアメニ(レアル・マドリード/フランス代表)


【写真:Getty Images】


生年月日:2000年1月27日
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)
移籍先:モナコ→レアル・マドリード
移籍金:8000万ユーロ(約96億円)
21/22リーグ戦成績:35試合3得点2アシスト

 モナコで頭角を現し、昨年にはフランス代表デビューも果たしたオーレリアン・チュアメニが、今夏レアル・マドリードにやって来た。その移籍金は8000万ユーロ(約96億円)。マドリーではエデン・アザール、ガレス・ベイル、クリスティアーノ・ロナウドに次いで史上4番目、今夏の移籍市場においては3番目に高い金額となった。

 チュアメニは身長187cmと大柄で、フィジカルがかなり強い。ボックストゥボックス型ではないが機動力がないわけではなく、広範囲をカバーすることもお手の物。ボール奪取後の冷静さも際立っており、カウンターの起点になることも決して珍しくないなど、守備的MFとしての完成度が非常に高い選手だ。

 今夏、長くマドリーの中盤底を支えてきたカゼミーロがマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。チュアメニは加入1年目だが、いきなり大きな役割を与えられることになりそうだ。果たして高額な移籍金に見合う活躍をし、マドリーに多くの勝利をもたらせるか注目である。

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