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優勝候補はどこだ! 欧州CL戦力値ランキング1~8位。最新メンバーを分析。バルセロナら大型補強の結果は?

シリーズ:欧州CL戦力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

2位:マンチェスター・シティ(イングランド)


【画像:編集部】


監督:ジョゼップ・グアルディオラ
21/22 リーグ戦成績:優勝
21/22CL 成績:ベスト4

 マンチェスター・シティは昨季リバプールとのデッドヒートを制してプレミアリーグ連覇を達成したが、CLではレアル・マドリードに準決勝で大逆転を喫し、またしても念願のビッグイヤー獲得とはならなかった。

 そうした中で迎えた今夏の移籍市場では例年以上に大きな動きをみせた。ドルトムントからアーリング・ハーランド、リーズからカルヴィン・フィリップスらを新戦力に迎え、今冬に完全移籍での加入が決まっていたフリアン・アルベレスも合流。一方でラヒーム・スターリングやフェルナンジーニョ、ガブリエウ・ジェズス、オレクサンドル・ジンチェンコら主力を放出し、スカッドの新陳代謝を図ることに成功している。

 昨季までのシティと大きく異なるのがハーランドの存在だ。セルヒオ・アグエロ以降、生粋の点取り屋がいなかったシティはチーム全体でゴールを奪うサッカーを展開していたが、世界最高のストライカー加入により、攻撃の破壊力がさらにアップ。ケビン・デ・ブライネとの相性も良好で、対戦相手からするとこれまで以上に失点を防ぐことは難しくなりそうだ。

 弱点を挙げるとすれば左SBの選手層の薄さと守備能力の低さだろうか。ジョアン・カンセロはボール保持の局面であれば抜群の働きをみせるが、守備の対応には難があり、特に対角線のクロスへの対応や押し込まれた展開では後手を踏んでしまう。新加入のセルヒオ・ゴメスも攻撃的な選手であり、対強豪との試合では使いづらい。昨季のマドリーとの試合で守り切れなかったことを考えると、時には割り切ってナタン・アケら守備的な選手を起用するなどの工夫も必要となってくるだろう。

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