海外日本人選手 最新ニュース
【写真:Getty Images】
ドリブルが冴え渡り強烈インパクト
オランダ・エールディビジ第5節のスパルタ・ロッテルダム対フォレンダム戦が現地時間3日に行われ、ホームのスパルタが4-0で勝利を飾った。デビュー戦で2アシストを記録したMF斉藤光毅は現地メディアでも絶賛を受けている。
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横浜FCからベルギー2部のロンメルSKへと移籍した斉藤は、今季からレンタルでスパルタに加入。これまで2試合にベンチ入りしながらもデビューはお預けとなっていたが、チームが1点リードした状況で65分から投入されオランダデビューを飾った。
直後にチームが追加点を奪ったあと、72分には左サイドに抜け出した斉藤が中央に切り込んでの低いクロスでスパルタの3点目をアシスト。さらに85分にも左サイドからエリア内を横切るドリブルを仕掛け、中央ですれ違いざまにボールを受ける形となった味方選手がダメ押しの4点目を突き刺した。
オランダ『フートバルゾーン』では「GK(ニック・オライ)とデビュー戦の斉藤光毅がこの試合のスターだった」と21歳の日本人選手を絶賛。「彼のドリブルはデビュー戦を大きな成功にした」「初出場でいきなりスパルタのプレーを活性化させた」と活躍ぶりに言及している。
地元メディア『ラインモント』では、2得点を記録したFWを抑えて斉藤をこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。「夢のデビュー」「斉藤光毅にとって素晴らしい夜だった」「交代選手の中で特に際立っていた」と賛辞を並べるとともに、「ファンの新たなお気に入り」「(最初のアシストまで)わずか8分でスパルタファンの心を奪った」とサポーターからの高評価も強調した。
監督が試合後に語ったところによれば、これまでデビューが遅れていたのはコンディションが万全ではなかったためだが、今週は練習の中でも好調ぶりを示していたとのこと。今後のさらなる活躍へ期待が高まることになりそうだ。
【了】