MF:ファビアン・デルフ
【写真:Getty Images】
MF:ファビアン・デルフ(元イングランド代表/無所属)
生年月日:1989年11月21日
イングランド代表:20試合0得点2アシスト
2008/09シーズンに当時EFLリーグ1(イングランド3部)に所属していたリーズでリーグ戦42試合に出場したファビアン・デルフは、EFL年間最優秀若手選手賞を受賞。プレミアリーグの各クラブから注目を集め、翌年アストン・ヴィラに移籍を果たした。開幕戦からスタメンに名を連ねたこのMFは活躍を期待されたが、2010年4月のトレーニング中に負傷。左膝十字靭帯断裂の大怪我を負い、8ヵ月の戦線離脱を余儀なくされた。
その後も度々戦線を離脱したが、13/14シーズンに復活。14/15シーズンには2000年以来のFAカップ決勝進出に貢献し、2015年にマンチェスター・シティの一員となった。だが、ここでも初年度から太ももの負傷やアキレス腱を負傷でシーズンの半分を欠場。再起を目指した翌シーズンも第4節以降は肉離れによりリーグ戦17試合欠場と、苦しいシーズンが続いた。
だが、17/18シーズンの第7節からジョゼップ・グアルディオラ監督に左サイドバックにコンバートされると、その才能が開花。リーグ13連勝に貢献した。しかし、好調の矢先に膝を負傷してしまった。その後、2019年にエバートンへ移籍したが、ここでも度々筋肉系のトラブルやハムストリングを負傷。加入から約2年間で出場した試合は公式戦41試合に留まり、今年7月に退団となった。このMFは負傷のたびに復活を遂げてきたが、現在は新天地が決まらず、無所属となっている。