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【写真:Getty Images】
再び負傷離脱。大迫勇也はサッカー日本代表の9月シリーズに間に合う?
サッカー日本代表の森保一監督は2日、視察先の欧州からオンラインで報道陣の取材に応じた。
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今月下旬に予定されているドイツ遠征には、30人前後を招集する見通しであることが明かされた。しかし、FW大迫勇也をメンバーに含めることができるかは不透明なようだ。
ヴィッセル神戸でプレーしている大迫は今季、長くコンディション不良に苦しめられてきた。痛みを抱えたまま無理を押してプレーを続けた結果、パフォーマンスが低下して3月以降は日本代表メンバーに選ばれていない。
それでも8月下旬に開催されたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、ラウンド16の横浜F・マリノス戦では圧巻のプレーを披露して神戸を勝利に導いた。ところが4日後に行われた準々決勝の全北現代モータース戦はベンチ外となり欠場。神戸も延長戦の末に1-3で敗れた。
その後、大迫は再び故障離脱して別メニュー調整が続いているという。9月の日本代表復帰が期待された中での再離脱となってしまった。森保監督も「現段階ではまだわからないということを聞いています」と、今月下旬のドイツ遠征に大迫の復帰が間に合わない可能性を示唆した。
現状がどれほどの状態なのかつかめておらず、森保監督は今後もクラブと連携して大迫のコンディション回復状況を注視していく姿勢を示した。「もちろん9月の活動を経験しなくても、11月のワールドカップ本大会に向けて招集される可能性はある」と述べており、まだ土壇場での代表復帰に希望は残されている。
とはいえドイツ遠征には30人が招集予定で、11月のカタールワールドカップの登録人数が26人ということを考えれば、9月の活動に参加せずワールドカップに出場できる可能性はわずかと言える。
大迫は輝きを取り戻せるか。ACLのマリノス戦のようなパフォーマンスを継続して発揮できるのであれば、日本代表の前線でも思う存分暴れられるはずだ。
(取材・文:舩木渉)
【了】