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【写真:Getty Images】
今年1月のデビュー戦で悲運の負傷離脱
J1の名古屋グランパスは31日、同クラブに所属するFW前田直輝がオランダ1部のユトレヒトへ再び期限付き移籍することを発表した。期限付き移籍期間は2023年6月30日までとなる。
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前田は今年1月に名古屋からの期限付き移籍でユトレヒトに加入。だが先発で初出場を果たしたアヤックス戦で開始直後に負傷し、そのまま長期離脱を強いられてシーズンを終えることになってしまった。
最初の期限付き移籍期間は6月30日で満了となったが、前田は負傷からの復帰を目指してユトレヒトでトレーニングを継続。先月18日にはトップチームの練習参加が発表されていた。
「欧州でプレーすることはナオキの夢だったが、その夢は突然打ち切られてしまった。それでも彼は欧州の夢を諦めはしなかった。ナオキのように強い推進力と忍耐力を持った選手が我々のクラブに居続けてくれることを誇らしく、嬉しく思う」とユトレヒトのジョルディ・ザイダムTD(テクニカルディレクター)はクラブ公式ウェブサイトでコメントを述べ、前田の再加入を歓迎している。
ユトレヒトは今季エールディビジで2分け2敗と未勝利で18チーム中15位。クラブによれば前田が公式戦に出場可能となるためにはワークパーミット(労働許可)の取得が必要とのことだ。
【了】