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【写真:Getty Images】
約217億円で18人の新戦力補強
欧州の夏の移籍市場は残り期間わずかとなったが、予想外のクラブが積極補強を行っている。チェルシーとバルセロナに次いで補強総額が現在欧州3位となっているのは、プレミアリーグ昇格組のノッティンガム・フォレストだという。
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サッカー選手の移籍金は年々高騰し、各国ビッグクラブが毎年のように巨額取引で話題を提供している。今夏の移籍市場も例外ではなく、日本円に換算すれば数十億円、中には100億円以上となる金額で数多くの取引が成立してきた。
データサイト『Whoscored』の作成したランキングによれば、現時点で選手補強に費やした総額が最も高いクラブはチェルシー。DFマルク・ククレジャやFWラヒーム・スターリング、DFカリドゥ・クリバリらの補強に総額1億8100万ポンド(約294億円)を投じている。
2位は総額1億3800万ポンド(約224億円)のバルセロナ。経営上の困難を抱えながらも積極補強を繰り返し、FWロベルト・レヴァンドフスキ、FWハフィーニャ、DFジュール・クンデなどをチームに加えてきた。
だが意外なのは3位のノッティンガム・フォレストだ。総額1億3400万ポンド(約217億円)というバルセロナとほぼ変わらない金額の補強を行い、4位のマンチェスター・ユナイテッドや5位ウェスト・ハム、6位バイエルン・ミュンへン、7位アーセナル、8位マンチェスター・シティなどを上回っている。
『transfermarkt』によれば、フォレストが今年夏に獲得した選手の中で移籍金が最も高額なのはMFモーガン・ギブス=ホワイトの2950万ユーロ(約41億円)。それほどの超高額補強というわけではないが、総勢18人という多くの新加入選手を加えたことが欧州トップクラスの補強総額の理由となっている。
【了】