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アルゼンチンの「ガラスの天才」5人。栄光と苦悩…世界最高級の才能も怪我に泣いた男たち

シリーズ:ガラスの天才5人 text by 編集部 photo by Getty Images

ハビエル・パストーレ

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【写真:Getty Images】


MF:ハビエル・パストーレ(エルチェ)
生年月日:1989年6月20日
アルゼンチン代表歴:29試合2得点5アシスト

 かつては元ブラジル代表MFカカとも比較されていたハビエル・パストーレだが、近年はケガに悩まされており、思うように試合に出場することができていない。母国のタジェレス、ウラカンを経て09年夏に加入したパレルモでは、2009/10シーズンから2シーズン連続でチームをUEFAヨーロッパリーグ出場に導く活躍を披露。2010年にはセリエA年間最優秀若手選手賞を受賞している。

 11年夏に加入したパリ・サンジェルマン(PSG)では、加入初年度から二桁ゴールを記録し、2年目にはクラブを19年ぶりのリーグ優勝に導いた。ズラタン・イブラヒモビッチ退団後は背番号10を着用するなど、その後も主力選手としてプレーしていたが、2015/16シーズン以降は細かいケガに悩まされており、同シーズンだけで7度の負傷離脱を余儀なくされた。

 18年夏のローマ移籍後もふくらはぎの怪我や股関節の怪我に悩まされ、在籍した3シーズンでわずか37試合の出場に留まった。21年夏にジョゼ・モウリーニョがローマの監督に就任すると構想外となり、エルチェに加入。昨季、チームは残留を果たした一方、自信は体調不良などもあり公式戦15試合の出場に留まっている。

【了】

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