リッカルド・モントリーボ
【写真:Getty Images】
MF:リッカルド・モントリーボ(元イタリア代表)
生年月日:1985年1月18日
イタリア代表:66試合2得点4アシスト
リッカルド・モントリーボは、わずか18歳でアタランタの主力に君臨。2005年に加入したフィオレンティーナでは25歳の時に正式にキャプテンへ任命されているなど中心人物となり、攻守においてセリエA屈指のMFへと成長を果たした。もちろんイタリア代表にもコンスタントに招集されており、2010年の南アフリカワールドカップ出場などを果たしている。
そんなモントリーボだが、2012年のミラン移籍でキャリアが暗転した。それまで決して怪我の多い選手ではなかったが、同クラブの一員となってからは毎シーズンのように負傷離脱を繰り返してしまったのだ。2014年には脛骨骨折で164日戦列を離れており、2015年は手術に踏み切ったことなどもあり120日以上離脱。そして2016/17シーズンはキャリア初の前十字靭帯断裂の大怪我を負ったことで、同シーズンを棒に振ってしまっている。
怪我に悩まされ続けたモントリーボは2017/18シーズンに主将の座をレオナルド・ボヌッチに譲り、当時のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督からは戦力外扱いを受けることに。そして、翌2018/19シーズンは怪我の影響などもあり公式戦出場はなし。そのまま契約満了を迎えてミランを退団、現役からも退くことになった。後にモントリーボは「ミランが僕を引退に追い込んだと言える」と地元メディアに対し怒りを露わにしていた。