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【写真:Getty Images】
ラウール監督率いるカスティージャが始動
レアル・マドリード下部組織に所属する“ピピ”ことMF中井卓大は、Bチームにあたるカスティージャに正式昇格を果たした。名門クラブのセカンドチームで、どのようなシーズンを過ごすことが期待されるのだろうか。
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昨季まではマドリーのフベニールA(U-19チーム)に所属しつつ、カスティージャの公式戦にベンチ入りしたことや、トップチームの練習に参加したこともあった中井。今季はカスティージャの一員としてクラブ公式サイトのメンバー一覧にも掲載され、正式に昇格を果たした形となった。
スペインの3部リーグにあたる「プリメーラ・ディビシオンRFEF」で戦うカスティージャは、現地時間27日に予定されるリネンセ戦で新たなシーズンをスタートさせる。スペイン紙『マルカ』では開幕に向け、中井も含めたカスティージャ所属の全選手を紹介している。
「この日本人タレントはクオリティーを備えた選手であることをユースカテゴリーで十分に示してきた。攻撃的志向を持ちFWとしてプレーすることもできる」と同紙は中井についてコメントを記した。
今季の基本となる予想スタメンに中井の名は含まれておらず、まずはベンチメンバーとしてのスタートが予想される。だが「ピピは国際レベルで非常に有望な選手の一人であり、プレー時間を得られることだろう」と見通しが示されている。
カスティージャを率いるのはマドリーとスペイン代表のレジェンドであるラウール・ゴンサレス監督。中井は将来的なトップチーム昇格を目指すためにも、まずはこのカテゴリーで戦える力を証明したいところだ。
【了】