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【写真:Getty Images】
守田英正のライバルがスポルティングCPに加入か
スポルティングCPに所属する日本代表MF守田英正に、強力なライバルが現れそうだ。
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ポルトガル紙『レコルド』などによると、スポルティングCPはギリシャの強豪パナシナイコスに所属するMFソティリス・アレクサンドロプーロスの獲得に迫っているという。
アレクサンドロプーロスはギリシャ代表としても活躍する20歳のセントラルMF。2021年3月にA代表デビューを飾り、2022年に入ってから徐々に出番を増やしている。カタールワールドカップには出場できないが、ギリシャサッカー界の将来を背負っていくと期待される逸材だ。
スポルティングCPからのオファーに対し、選手本人は移籍の意思を固めている様子。残すはクラブ間交渉で、移籍金は450万ユーロ(約6億2000万円)程度でまとまる見込みと伝えられている。将来の移籍の際、売却益の何割をパナシナイコスが受け取れるようにするかが交渉の最後の争点になる。
『レコルド』紙によれば、その割合は「30%」が落としどころになると見られているようだ。アレクサンドロプーロスの将来性を含めた市場価値は高く、パナシナイコスとの契約も2年残っている。そのため移籍金を低く抑えつつ、スポルティングCPからステップアップする際の売却益から分配される割合を高くすることで交渉をまとめようとしているようだ。
20歳のギリシャ代表MFは186cmの長身でありながら、ピッチ上を幅広く動き回って攻守に絡むボックス・トゥ・ボックスタイプのセントラルMF。ウォルバーハンプトンに引き抜かれたポルトガル代表MFマテウス・ヌネスの後釜としてうってつけの人材と言える。
ポルトガル生まれながら長くパナシナイコスでプレーし、ギリシャ代表としても活躍したMFゼカは「ルベン・アモリム監督の手にかかれば、アレクサンドロプーロスは間違いなくさらに優れた選手になる」とスポルティングCPでの活躍に太鼓判を押す。
身体能力が高く、マテウス・ヌネスのような攻撃性も持ち合わせる20歳のギリシャ代表MFがスポルティングCPに加入すれば、守田やMFマヌエル・ウガルテとポジションを争うことになる。数日以内に決着すると見られる交渉の行方に注目だ。
【了】