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インテンシティーが高く、攻守の切り替えが早い現代サッカーにおいて、スピードというスキルはより重要なものとなっている。サッカー日本代表を見ても、伊東純也、浅野拓磨、古橋亨梧など、足の速さに自信を持つ選手が多く常連メンバーとなっている。果たして、Jリーグ最強のスピードを持つのは誰なのか。独自の視点とトップスピード、スプリント数などのデータをもとに、最強のスピードスター5人を選んだ(数字は8月25日時点)。
MF:アダイウトン(FC東京)
【写真:Getty Images】
生年月日:1990年12月6日
2022リーグ戦成績:21試合7得点2アシスト
最高時速:35.1km
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Jリーグ参戦7年目を迎えているアダイウトンは、現在31歳。サッカー界ではベテランと言われる年齢だが、そのスピードはまだまだ健在である。それを証拠に、今季のJ1リーグでは最高時速35.1kmを記録。これは全体5位タイ、30代以上の選手としてはトップの数字となっている。
アダイウトンの恐ろしいところは、自慢のスピードに加え非凡なフィジカルも持っていること。縦への推進力は凄まじく、一瞬でもスペースを与えられればそう簡単には止まらない。個での破壊力に関しては、間違いなくJリーグトップクラスだろう。
先月30日に行われた第23節サンフレッチェ広島戦では、後半アディショナルタイムに左サイド、ハーフウェイライン付近でボールを持つとドリブルを開始。うまく緩急を使いながらゴール前まで進むと、最後は一瞬でギアを上げてDFを剥がし、ループシュートでゴールネットを揺らした。こうした快速を生かした縦への突破は、今シーズンまだまだ見られそうだ。