3位:アリソン・ベッカー(リバプール/ブラジル代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1992年10月2日
市場価値:5000万ユーロ(約60億円)
21/22リーグ戦成績:36試合24失点(無失点20試合)
インテルナシオナルの下部組織出身のアリソンは、23歳の時に海外初挑戦としてイタリアへと渡った。名門ローマに加入し、在籍2年目には公式戦49試合に出場するなど大活躍を見せた。2018年7月にはユルゲン・クロップ監督率いるリバプールに引き抜かれた。その移籍金は6250万ユーロ(約75億円)と、GKとして当時の歴代最高額の移籍金となっている。
加入初年度から見事チームにフィットし、期待を上回るパフォーマンスを見せた。リーグ戦では最多となる21回のクリーンシートを記録し、ゴールデングローブ賞を受賞。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝では8つのセーブを記録する活躍を見せ、14季ぶりとなる大会制覇に貢献した。在籍4年目となった昨季も公式戦54試合で27回のクリーンシートという見事な成績を残し、チームを支えた。
市場価値はハイパフォーマンスを維持した18/19シーズン終了後に、キャリアハイとなる9000万ユーロ(約108億円)に到達した。現在は5000万ユーロ(約60億円)とそこから大幅に落ち込んでしまっているが、依然としてトップ3圏内はキープしている。